毎年この時期になると、3年の期間を終えた海外実習生が帰国するとともに、新しい実習生が私たちの仲間に加わります。そこで先日、新しい実習生受け入れの準備を行いました。
そして、先輩実習生たちもこのタイミングで引っ越すことになり、古い家から家財道具を持ち出して新居へ運びました。
一軒家で数人が暮らしているので、色々なものが出てきます。がらんとしている部屋も、ベッドを入れると、生活が始まる雰囲気になってきます。(※配置はこれからです)
近頃、外国人労働者に対する話題を見かけることが多くなり、実習生制度についても好意的ではない記事もありますが、弊社では和気藹々しており、実習生とも上手に関わっています。
文化や習慣、考え方の違いはもちろんありますが、彼女たち(弊社では今のところ女性しか採用していません)は、3年間家族に会うこともなく日本という国で働きます。
自分が学生の頃、一人暮らしをするために実家を離れたときは、同じ日本で、その気になれば家族にも会えるのに、ホームシックになりました。
彼女たちもそのときと同じくらいの年齢のときに、言葉もろくに通じない国で、家族と3年間も離れて暮らすのだと思うと、その不安や寂しさは、私たちにはなかなか想像できない部分があります。
私たちが生まれ育った国は違いますが、受け入れる側としても、同じ職場で働く仲間として、対等な立場で関わっていきたいと思います。
品質保証部 福長