弊社には毎月1,2回、海外から業界も全く異なる企業の方々が来社されます。何のために?と思われるでしょうが、実は私たちの会社の取り組みを見学に来られるのです。
社長の講話、工場見学、質疑応答というもので、半日くらいのスケジュールになっています。時には、前日に恵那に宿泊され、当日、朝から社員と一緒に工場の掃除を行う場合もあります。今回、スペインから来られた総勢24名ものお客様は、まさにそのパターンでした。
お客様の企業規模は、弊社とは比較にならないほど大きく、役職もリーンの取り組みに関わる方や工場長、マネージャー、コンサルタントなど様々で、中には数年前にも来られた方や、なんと4度目の方もいらっしゃいました。
上位の役職者の皆さんではありますが、積極的に質問されたりメモを取られている姿を見ると、案内をしている私たちのほうも大変刺激を受けます。
今回の掃除は、工場の中だけではなく、弊社社長とともに工場前の外清掃も行っていただきました。ここ数日で急激に冷え込んできている恵那の朝は、とても寒かったと思いますが、掃除をして落ち葉などがなくなり、すっかり綺麗になった様子を見て、実際に掃除をされた皆さんの表情も明るく爽やかでした。
その後で、社長の講話を聴いていただきましたので、考え方についてもより理解が深まったのではと思います。
いつも最後に工場前でお見送りをしていますが、今回もバスの中から皆さんが笑顔で手を振ってくださり、多少なりとも喜んでいただけたかなと、うれしかったです。
私も、このような出会いから刺激を受け、新しいことへの挑戦や仕事に繋げていくことができればと思っています。
(林)