ナカヤマグループでは、社員教育の一つとして、秀観塾というワークショップを行っています。内容は年により異なりますが、今年は11月までを7回に分けてMG(マネージメントゲーム)を実施することになりました。各回、グループから集まった約20名が、2日間にわたり第4期までの熱い戦いを繰り広げます。

3年前にもMGを行いましたが、その際は第3期までしか行えませんでしたので、今回は、よりレベルアップしたMGとなります。第1期、第2期は、ほぼルール説明と内容を思い出しながらの ゲームになるため、第3期からがいよいよ本番の勝負になります。

社歴の長い参加者は、ある程度進め方もわかっているので動きも早いですが、入社年数の浅い参加者は、流れについていくしかありません。プライスカードを出す時にも、最初は時間がかかるので少し心配にもなりますが、3期目4期目になるとだいぶ慣れてきて、しっかりとゲームを行っていました。

一方、資金繰り表とマトリックス会計については、期をこなすごとにだんだんと複雑になりますし、各自の会社状況にも差が出てきますので、苦労する参加者も出ていました。

しかしながらMGでは、”できたら助ける、助けを求める” という相互学習の考え方がありますので、経験に関係なく、早く終わった人が 苦労している人をサポートします。仲間に教えることにより、自分の学びにもなります。

第4期開始前には、各自が戦略を立て、目標の利益に達するためにはどうすればいいのかを検討しました。固定費は補えるのか、他社とどのような差別化していくのか等々、会社経営をゲームを通じて体感してもらいました。

そして、4期終了時点で自己資本比率の一番高かった人がトップとなるのですが、今回は見事東海神栄からトップが生まれました!

MG終了後は、なぜ財務を学ぶのかについての勉強も行いました。過去にも学んでいる項目ですが、改めて私たちグループでは全員参画して会社を作っていくということを思い出してもらいました。4月には異なるメンバーで第2回目のMGを行います。今回の記録を超えられるのか、また東海神栄からトップが出るのか楽しみです。

参加された皆さん、お疲れ様でした!