前回に続き、第25回大正村掃除に学ぶ会2日目(10月21日)の話になります。
この日は、会場を明智町大正村に移し、いよいよメインの掃除実習を行いました。こちらでも紹介していますが、大正村掃除に学ぶ会は「掃除に学ぶ会」の発祥の会です。今回の大会は、会場となった明智中学校や恵那南高校の先生や生徒のみならず、県内外から、子供から大人まで約700名が参加して行われました。
強大な台風が接近しているということで天候が大変心配されましたが、雨は降ったものの、何とか持ちこたえてくれました。
今回、私は、高校のトイレ掃除のリーダーとして実習に参加しました。掃除時間は約1時間30分で、時間だけを見ると長いな~と思うかもしれませんが、掃除道具の並べから掃除、道具片付けまで行うとなると、ほとんど余裕はありません。
普段、弊社は、近隣にある神社のトイレを利用してリーダー研修を行っていますので、掃除実習の進め方は把握しているのですが、実践(掃除大会)はそんな単純ではなく、まさに”生き物”です。
掃除をするトイレの状況(綺麗かどうか、便器の数等)から、参加するメンバーの状況(年齢や経験等)まで、毎回違いますので、その中で時間通りに進めていくというのは、本当に良い学びの機会になっています。
掃除『に』学ぶ会、ですので、トイレ掃除を通じて、チームワークや段取り等、日常の業務へ活かしていけるようにする、ということを、今後も意識していきたいと思っています。
掃除が終わった後には、豚汁・ごはん・漬物を皆でいただきました。大正村の婦人部の方や高校の先生方が心を込めて作ってくださるこの食事は、本当に美味しいです。おかわりの行列もできていました。
大正村掃除に学ぶ会は、ナカヤマグループの一員として、弊社社員も大会全般の運営に関わっており、受付や会場設営、案内送迎等のスタッフとして、また、掃除実習においてはリーダー、サブリーダーとして参加しています。
この日のために、グループ社員で構成する実行委員会が作られ、夏から準備を続けてきました。特に今月に入ってからは業務との両立で大変忙しい日々となり、各箇所でそれぞれのストーリーがあっただろうと思います。
今年も無事に終了しましたので、この経験をぜひ来年以降の取り組み、そして日々に落とし込んで行きたいです。(社員の皆さん、お疲れさまでした。 ありがとうございました!)
また、多くの中学生・高校生も大会に関わってくれており、開会式・閉会式の司会や食事準備、ギターマンドリン部・吹奏楽部の演奏等も行ってくれました。地域とともに作り上げていく取り組みとして、これからも、大正村掃除に学ぶ会が、地域活性化の良いモデルになっていってくれることを願っています。
台風も去り、朝夕は冷え込んできていますので、体調を崩さないように頑張りたいと思います。
(秋山)