こんにちは。東海神栄電子工業の永冶です。
早いもので入社して30年お世話になっておりますが、今年6月に、新たな部署への人事を拝命いたしました。
8年ほど前、美濃焼で使用する版を提供する部署が発足しました。最初は1名での出発で、8年の長い年月を要し、お客様から信用と実績を積み重ね、増員が必要になるまでに成長し、今回その一員に抜擢されました。
が、そもそも電子部品の製造しか携わっていない私が、美濃焼(陶器・陶磁器)の版を作って売れるだろうか?と、今も期待半分・不安半分です。同じ会社であるにも関わらず、全く知らない世界ではありましたが、今回、陶器版を使用して最終的に「こうなる」という製造過程を簡単にご紹介します。
(1) 当社が製作している陶器版、絵柄をSUS板に加工した状態
(2)粘土を成形し素焼きした状態
(3)お客様にて、器に印刷した状態
(4)印刷した器に釉薬を塗り、焼き上げた状態
(提供:株式会社 三峰陶苑様)
このように、弊社の陶器版を使用して作られた商品が、皆様のお手元に届き、使っていただいております。
東海神栄電子工業は、電子部品以外にも挑戦している会社である、と興味を抱いて頂けると幸いです。新たな挑戦は始まったばかりで、一人前になるまでにはかなりの時間がかかりますが、せっかくの挑戦なので、楽しみながら頑張っていきたいと思います。
販売先:道の駅 土岐美濃焼街道 どんぶり会館
岐阜県土岐市肥田町肥田286-15 TEL:0572-59-5611
http://www.donburi-kaikan.com
こちらの展示品の半数は、当社が製作した版を使用したものが展示されております。