皆さん、こんにちは。
今回は弊社の特許技術として展開を進めているPIERDについて、追加で紹介したいと思います。まずは下記の写真をご覧ください。
左側の基板は、弊社ホームページ内のPIERDでも紹介していますが、PIERD部として紹介している部分が文字や記号などシンボル部分で、それ以外のソルダーレジスト箇所が通常部分になります。
一方、右側の基板は、シンボル部分が通常部分となり、それ以外のソルダーレジスト箇所がPIERD部となっています。そのことにより、右側の基板全体が濃くなって見え、左側とは逆になっています。
使用する基材やソルダーレジストインクは変わらず、工法もPIERD工法そのものであり、工程も変えることなく製造が可能です。違いは、使用するPIERDフィルムにあります。
同じ箇所において左側と右側ではフィルムを透過する光量が異なっています。すなわち、シンボル部分とそれ以外のソルダーレジスト部分の露光量が、左側と右側で逆になっています。(ダイレクトイメージングを使用する場合でも同じ考え方で実施できます。)
PIERD基板であるということには変わりはありませんが、ちょっとした取組みの違いで見え方や基板の印象は大きく変わるものですね。ちなみに、緑色でも同様の表現が可能です。
このような考え方は基板以外のところでも応用できるのではないかと考えており、例えば、グラデーションをつけて絵を描くことにも現在トライしています。解像度にもよりますが、表現できないことはないと考えています。
PIERD基板で試してみたいことがありましたら、弊社窓口までご連絡ください。
よろしくお願いします。
◇関連ページ シンボルマークにおける新工法 PIERD について
◇お問い合わせ先 電話0573-25-4414(担当:営業部 西尾)