~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 「よい子が育つ極意」を聞いて、あれから30年

    2013年07月01日

    30年程前のことです。ある知人のお子さん達が立派に育っている様子をみて、聞いたことがありました。その方は、「実は、結婚した時、恩師から言われたことをしてきたまでです。」と言われました。今回は、そのことを紹介します。

    第一に、自宅に、みかん箱でもいいので机を置きなさい。そして、どんなに忙しくても、必ず一度はその前に座って、本を広げるか日記を書きなさい。時間がある時は本を読みなさい。奥さんは、子供に本を読んであげなさい。

    第二に、決して子供の前では、仕事や会社の愚痴や泣き言を言わないこと。朝は張り切って出勤すること。(愚痴を聞いて育った子は、学校嫌い、仕事嫌いになるそうです)

    第三に、奥さんは、常に、お父さんは皆の為によく頑張っていると褒めること、立てること。そうしたら子供は、そういうものだと思って育っていきますので、勉強好きになり、自分から進路を決めて、仕事にも励む人になっていきます。

    子供は、置かれた環境によって、思考も行動パターンも決められて成長していきます。

    例えば、私たち夫婦は、子供たちから「パパ」「お母さん」と呼ばれています。子供たちが生まれた時、私は「お父さん」と呼ばれたく、女房は「ママ」と呼ばれたかったため、私は女房を「お母さん」と呼び、女房は私を「パパ」と呼び合っていました。

    親の気持ちとは反対に、子供たちは何不思議なく、その呼び合う言葉の通り、「パパ」と「お母さん」が定着して今日まで来てしまいました。

    私たちは、「見ているもの、飛び合う会話、周りの人間関係」の影響を受けて人生を過ごしています。

    私は、人生の幸せの第一項目に、「よき人間関係、特に身近な家族関係」を上げています。家族が仲良く暮らし、感謝、いたわりの心を分かち合えるようになったならばと思っています。それは、意識をして生活したならば、本来、誰でもが出来るものです。

    家族において、子供は一番の財産です。その大切な子供たちが、健康で立派に育ってくれる為に、親は惜しみなくお金を使います。でも、お金を使わなくても、できることはいっぱいあります。

    「人間は、環境の影響を受けるが、環境を作ることも出来る素晴らしい能力をもっている」

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