(1) 好きなものばかり食べていると、病気になりやすい体になります。
(2) 好きなことばかりしていると、忍耐力のない人になり、心の病気となります。
(3) 好きな人とだけと付き合っていると、孤独な人生になります。
世の中は、バランスにより成り立っていると思います。裏と表、上と下、右と左、中と外、心と体と言う様に、一方だけで成り立っているものはありません。
好きなものばかり食べていると、栄養が偏って病気になります。むしろ嫌いな物の中に、大切な栄養となるものが多くあります。
好きなことしかしない人は、難しいこと、困難なこと、嫌なことに会うと逃げますが、最後は逃げ切れずに問題に押しつぶされます。好きな人とだけ付き合っている人は、人を選り好みしますが、自分も選り好みされていることに気が付きません。まして、自分自身の心の中にすら、好きな自分がいたり、嫌な自分がいます。このことを認めないと生きていけません。
どんな場合でも、双方を認め受け入れるところから、本当の人生が始めるものと思います。掃除を続けていますと、これらのことが本当によく分かるから不思議です。