世の中が混沌した時代になってきました。このような時代になればなるほど大切にしなければならないものがあると思います。
例え、どのような素晴らしい技量を持ったとしても、それを支える人間的温かさを持たない限り人から尊敬されることはありません。企業においてもそこで働く人たちが苦しんでいては何もなりません。そのような企業は環境が変わると急落していくことが多く、企業を長く続けていくことは本当に難しい時代になってきました。
どのような時代になろうとも、継続させていくには何が必要でしょうか。それはすべて「人」にあると思います。よき人を育成していく社風づくりこそ企業の根幹になるものと思っております。その為にも、人間的魅力と仕事能力を常に向上させ、よき企業人、よき社会人、よき家庭人となけるような人材育成にあると思います。
この間、私たちは、社内研修「秀観塾」と掃除活動を続けてきましたが、これらの活動は、場を活かし、自己を活かし、周りを整え、すべてを生き生きとさせる力を与えてくれました。
今では、これらの活動のお陰で、社員の人たちの表情が穏やかになり、人間関係もよくなり、細かいことも大切にしてくれる素晴らしい人たちの集団となり、改善活動にみられる創意工夫が楽しみな昨今となってきました。
これからも、目先の欲得に惑わされることなく、愚直なほどに、秀観塾と掃除を通じて人材育成にはげみ、会社の質向上を目指して、よい社風づくりに邁進していきたく思っております。