今般、日本電子回路工業会より、東海神栄電子工業がJPCA賞(アワード賞)を受賞することとなりました。6月4日の受賞式には、西尾和義課長が出席し、記念プレゼンテーションを行います。
JPCA賞は、毎年、JPCAショー開催に際し、新製品、新技術を発表する参加企業の中から、「独創性」「産業界での発展性・将来性」「信頼性」「時世の適合性」を審査基準として、業界関係の学者、技術者、専門誌担当者による厳正な審査によって選定されます。
今年は、申請のあった18社22件の中から、6件の製品・技術が選ばれ、東海神栄電子工業も選ばれました。(他は、日立化成、パナソニック等)
プリント配線板技術部門 JPCA賞(アワード賞)
「シンボルマークにおける新プロセス『PIERD(ピアード)』」
東海神栄電子工業株式会社
東海神栄電子工業は、昭和47年に、神栄工業(株)の下請けとして創業いたしました。創業当時は、親会社から依頼された安価な片面基板をひたすら作るだけで、生産設備もすべて中古機械、正常な社員は集まらない状態で、ただただ仕事をするだけでした。
しかしながら、私は、同業他社の羽振りのよさを横目に見ながら、「ボロは着てても心は錦。夢を追い求められる会社になろう」と今日までやってきました。
最初に決意したのは、まず親会社から独立した会社になること。空調の効いた環境工場にすること。新卒が来てくれる会社になること。そして、人材を育成して技術力を持った会社となり、社員の人たちが物心両面で誇りのもてる会社にすることでした。
こうして、この間、親会社からの独立、新工場の建設、新卒採用、研修センターの建設、と夢を一つ一つ実現してきました。最終目標の「人材を育成して技術力を持った会社となり、社員の人たちが物心両面で誇りのもてる会社にする」は、これからも追い求めていく目標でありますが、その大きな一里塚として、今回のJPCA賞があると思います。
今回のJPCA賞受賞を契機に、これからも社員一丸となって、より一層の技術力・品質向上を目指し、社員の人たちが誇りのもてる「小さな世界企業」にしようではありませんか。
夢を共有し、努力したならば、必ず実現します。