5月22・23日、台北にて「第8回台湾を美しくする会全国大会」が開催され、日本から61名、ナカヤマ・グループからも5名が参加してきました。初日は、台北市天母国際会議センターにて、鍵山秀三郎相談役による「一つ拾えば、一つだけきれいになる」の記念講演が行われました。そして夜には、台湾の新鮮な食材を持ち寄った料理で大歓待を受け、素晴らしい交流会となりました。中でも、恵明学校(盲学校)の生徒さんによる歓迎演奏、合唱には感動やみませんでした。
翌日には、台湾全県で13000名規模の大清掃大会を開催。主会場である台北の国立政治大学では、台湾を美しくする会の徐重仁会長を初め、政治大学の呉学長、東海大学の程学長、台湾環境庁の沈署長、そして各地掃除に学ぶ会、教師、学生、統一超商関係会社、一般参加者など1300名が参加し、盛大な会となりました。また、今回は大統領からも問合せがあったとか。警備とマスコミ対策で混乱することが考えられたので、お断りしたと聞いて大変驚きました。
台湾環境庁の沈署長から、「台湾を、近い将来、スイスを抜いて世界でもトップクラスの美しい国にします」「現在、村、街単位での美化清掃活動を奨励していて、年間を通じて成績を上げたところには褒章金をだしています。」とのこと。このように国を挙げて清掃活動に取組んでいる様子を知り、納得がいきました。事実、台北へ来る度に、市内が美しくなり活気がみなぎっている様子を見て、台湾を美しくする会の活動が大きく下支えしていることに喜びを感じています。
このような台湾の状況を見て、私たちが行っている会社内外の掃除活動及び掃除支援活動は、大きな社会貢献活動であると思いました。
もし日本でも、毎朝、職場や学校や地域で、掃除から一日を始めるようになったならば、日本はきっと素晴らしい精神文化をもった国に再生されるのではないかと思います。