今年、五名の新入社員が入社しました。こうして縁あって入社してくれたことへの感謝と共に、この若き人たちを、立派に育てあげたいとの思いを新たにしております。
人生において、社会人としてのスタート時は同じであっても、その後に出逢う縁によって、人生が大きく変わっていきます。それゆえ、縁あって入社した社員の人たちに幸せな人生を歩んでもらうためにも、成長へのチャンスを与え続けられる会社でありたいと願っております。
特に、「幸せの道」の第一は、よき人間関係にあると思います。その為に、よき人間関係を築ける「人間力」を身に付けることです。第二に、生活の糧を得られる「仕事能力」を身に付けることです。つまり、「人に好かれ、役立つ社員づくり」が教育の要であり、そこに人材育成の楽しみがあります。
企業は各自個性を持つ人の集団であるが故に、お互いに理解し合い、助け合って、共に成長していく土壌が必要となり、その土壌づくりとして、ナカヤマ・グループは「掃除」と「秀観塾」を行っております。
「掃除」は、単に場を美しくするだけではなく、その場が本来持つ能力を引き出し、安全、安心で効率のいい職場環境をつくり出します。同時に、掃除を行う人は、ゴミを捨てなくなり、マナーが向上し、物を大切にし、人間関係をよくしようとする「気づく人」になります。そして、掃除に加えて「挨拶」、「履物揃え」を徹底して行う事で、より一層、美しくて活き活きとした職場環境となります。
このような健全な職場環境を土壌として、一人一人の能力を伸ばしていくために、資格取得、内外研修会、書籍提供、講演会、掃除大会等々、あらゆる機会をとらえ、費用も会社負担でチャンスを与えております。
一方、経営においても、極力、社員の自主性を尊重し納得のいく経営にすべく、毎月、社員の自主運営による研修として「秀観塾」を開催し、かつ、社員の意見を取り入れるべく、6月と12月には全員参加の経営計画づくり(拡大秀観塾)を開催しております。
そして、月々の業績が明確に分かるように月次決算を公開し、賞与で業績が配分されるようにしてきました。
ナカヤマ・グループの経営の基本は、「人の育つ会社」であり、年齢と共に「人間力」と「仕事能力」を高めていける会社でありたいと思っております。その為にも、新入社員にはスタートが肝心ですから、先輩社員の人たちの自覚と導きをお願いいたします。
ナカヤマ・グループ 企業理念
「わたくしたちは よりよい商品づくりを通じて
みなさんに喜んでいただき
みんなが幸せになれる会社づくりを目指します」