~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 早朝の草取りが、こんなに気持よいとは知りませんでした

    2006年07月01日

    私の家には庭があり、以前は両親がよく草取りをしてくれていましたが、母親が亡くなってからは、親父も草を取る気力が少なくなってしまい、草がわがもの顔ではえるようになりました。外では「掃除の人」と言われる私が、自分の家の庭が荒れ放題では話になりません。

    そこで、6月から、出勤する前の午前5時頃から1時間、草取りをすることにしました。朝の5時頃は、空気が澄み渡り、ひやりとした冷気の中でとても気持よく、生きている喜びすら感じます。そのような中で一人黙々と草を取っておりますが、終わった後を振り返ると草一本もなく、取った後が輝いています。その時の達成感は、何とも言えない喜びであり、爽快な気分となります。

    当初、膨大な面積(私から見て)で、とても自分一人では無理だとあきらめていたのに、毎日、1cmでも挑戦してみようと思い直して続けている内に、思っていた以上に出来るではありませんか。

    早朝の気持よい空気の下で、一人黙々と草を取って出勤するようになったら、今まで以上に、すっきりとした気分となり、何事もやれば出来るのだとの覚悟も生まれ、一日がとっても充実感を持って過せるようになりました。本当に不思議です。

    そして7時に会社に行きますと、社員の人たちが待っていてくれますので、それからまた1時間掃除をいたします。

    やっとこれで、「田中さんは家でも掃除をしていますか」との問いに、「ハイ、しております」と言えます。

    どうぞ、みなさんも一度、朝5時頃の清々しい空気の中で、無心になって草取りをしてみてください。きっと、こんなに素晴らしいことはないと気づかれるものと思います。

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