今年も6月21日に、海外18ヶ国、計38名の改善視察ミッションの方々が来社されました。訪問先は、弊社の他に、トヨタ、豊田自動織機、ヤマハ、東郷製作所、松下電工など中部地区の企業が中心です。
東海神栄には、約3時間半に渡って、改善活動への取組み事例発表と現場を視察され、多くの質問をいただきました。そして総ての予定が終了した時、全員が立ち上がって拍手と笑顔でお礼をしてくださいましたが、その時は何が始まったのかと惑うほどの熱気で、私たちもとても驚きました。
後日、今回の主催者の今井正明会長より、とても嬉しいメッセージが届きました。
「今回、38名の参加者の半数以上が、貴社にトヨタ自動車と並んで最高点を与えていました。そのポイントは、経営理念に裏付けされた人間尊重の哲学と、徹底した5S活動の成果でした。」。そして、「私の今までの経験からも、会議の後でStanding Ovation(スタンディング・オベーション)が見られたのは初めてのことでした。」
とのコメントが付けられていました。
鍵山秀三郎相談役との出会いから始めた掃除活動が、経営によい影響を及ぼし、このように評価されたことは本当に光栄なことでした。
最後になりますが、特に印象に残った感想をいただきましたので紹介します。
「世界中の経営者が、まず経営を考えた時に重要視するのは、機械、工程、そして最後に人です。ですが、御社ではまず「人」を一番重要なものとして大切にしている、また人を大事にするだけでなくその他の部分も大切にしていることを、今回御社を訪問して学びました。さらに、トップ自らが率先垂範していることが非常に素晴らしい。
これまで世界中のあらゆる企業を目にしてきましたが、これだけしっかりと定義づけをして実践している企業は他にはなかなかありませんでした。今回社長様にお会いでき、大変嬉しかったです。」