~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 第25回大正村掃除に学ぶ会が盛況に終わりました

    2017年11月01日

    10月20・21日に、第25回大正村掃除に学ぶ会が開催されました。20日の前夜祭は、田中真澄先生に「小に徹して勝つ」と題した講演をしていただきました。人生100年時代を迎え、定年後の人生を充実したものにするために、今、何が大切なのか、全身からほとばしる熱演に引き込まれ、その後の田中先生を交えた交流会も、大変盛り上がりました。

    21日は、日本大正村での掃除大会となり、雨模様ではありましたが、7時半頃には、もう多くの中学生、高校生が会場に集まり、8時頃には700名の人たちで一杯になりました。今年も、名古屋近辺を始め、九州、関西、関東、東北からの参加者も多く、毎回参加している人もいました。

    8時半から、中学生の開会宣言に続き、横田大正村理事長、小坂恵那市長の挨拶、その後、中学生のリードで柔軟体操をしてから、掃除場所への移動となりました。掃除場所も、小・中・高校、明智駅、大正村資料館、ロマン館の各トイレ、そして、通学電車内や外掃除へと37ヶ所への移動となりましたが、どの班も整然と掃除場所に向かいました。各班で、ベテランと初めての人たちが交じってのトイレ掃除となりましたが、どの班も一心不乱に汚れに取り組んでいる姿が印象に残りました。

    そして11時には掃除を終了し、全員が体育館に戻って、トン汁とごはんの昼食となりました。トン汁は、前日に大正村の婦人部と南高校の先生方によって準備され、肉は、早朝、あみやき亭の佐藤会長が持参されて、とても美味しいトン汁が出来上がりました。そして、配膳班は、中学生が中心となり、小まめに動いてくれました。

    12時からの閉会式は、お互いに場を美しくしてきた共通体験があったことから、とても和やかな雰囲気となり、6名の体験発表者の中で「この素晴らしい大会が出来たのも、準備をしてくださった人たちのお蔭げ」と感謝の言葉が添えられていたのが印象に残りました。そして最後に、高校生のマンドリン部と吹奏楽団による演奏を聴いて、大会を終えることができました。

    今回は、文部科学省と恵那市教育委員会の後援もあり、地元企業20社の協賛を持って、明智中学、南高校の全生徒、教職員、そして、PTA、大正村、地域の人たちの参加により、三位一体となった大会となりました。

    これからも、日本を美しくする会の活動が、各地域において、地元企業を中心にして、地域の学校、そして、地域住民の三位一体となり、地域の清掃を通じて、地域の持つ美しさを引き出し、郷土愛を高め、地域を育て上げていく運動となることを願っております。

    最後になりましたが、今回の大会開催の為に、ナカヤマ・グループの人たちが、前準備に多くの時間と手間を掛け、裏方としての働きがあったからこそよりよく出来たものと感謝しております。

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