32年前に、人間教育の場として「秀観塾」をつくり、現在まで続けてきました。
秀観塾という名称は、誠実、勤勉な生き方を生涯貫き、極貧の中から東濃一番の卸売市場を創設した祖父 中山秀次郎の「秀」を取り、その生き方を手本とすることとしました。また人間は、常に迷い悩むことが常であり、そのことを見事に現している十一面観音様の「観」を取り、人は迷い悩むものであるが故に、お互いに何が正しいのかを学び合う場として、秀観塾(しゅうかんじゅく)と名付けました。
そして、秀観塾の基本は「よき習慣づくり」にあります。私自身、「よき習慣づくり」は、よき人生を歩む基本となる、との思いで今日まできました。そこで今回は、私が習慣化してきたことを述べてみます。
50年以上続けていること(1)毎朝、仏様、神様へ感謝をして一日を始める
(2)毎月、月初めにお墓参りをする
30年以上続けていること(1)一行日記(9年前から三行日記に変更)
(2)毎朝、掃除をする
(3)禁煙・禁酒・禁肉食(最近は少し食べるようにしている)
10年以上続けている事 (1)毎朝、5時30分起床
(2)毎月、家計収支を記帳管理し、ムダ使いやめ少額でも貯める
(3)毎朝、家族の味噌汁をつくる(前夜から自然出汁取り準備)
数年前から続けていること(1)毎朝、6時25分から10分間テレビ体操
(2)毎月、国際分散積立投資をLOSAで行う
(3)食事時に、一口30回噛んで唾液力を活用し免疫力を高める
以上のことを習慣化しております。
中でも、みなさんにお薦めしたいのは、一行日記を書く事です。この一行日記なら誰でもできますし、その効果は大なるものがあります。振り返ることで過去の年輪が見えてきます。
- 一行の為に、その日の出来事をメモ程度に書くだけです。自分や家庭や会社の事を書くことで記録として残ります。
- 常に同じページが、同じ日付けとなりますので、過去の同じ日の出来事が上段に書かれていますので、常に振り返って見ることが出来ます。
- 年末には、その年の出来事を振り返って見て、我が家の重大ニースを整理して記録に残せます。
- 人の記憶は書かれたものを見ることで、その時の情景が蘇ってききます。
- 例えその日に書き忘れても、一行の為に、数日前の事なら思い出して書くことができます。